小川健太郎氏(Tulala)と濱田忠士HAMAZUの対談
HAMAZUとTulalaがタッグを組んで実現した初のHAMAZU×Tulalaコラボロッド「Ardea69」の特徴やこだわりをHAMAZUこと濱田忠士とTulalaの小川健太郎氏の解説でお送りしたいと思います。
フロッグアーティストとしてHAMAZUは小川氏にフロッグに特化したロッドとしてかなり無理を言ってお願いしたよう。(小川氏苦笑い)
アルデアにかける強いこだわり・特徴
茶色のブランクと青のスレッドのツララ定番のパーツを使いつつ、ArdeaでヒヨコとHAMAZUのロゴに加え、グリップ周辺のメタリックブルーなど独自のパーツを取り入れています。
オカッパリシーンにおけるフロッグに特化したArdeaにはラインは太いものを使用するので根がかりなどの際に大変なのだが下の写真の部分を使って簡単に根がかりを解消できるというもの。
根がかりした時や対岸の木に引っ掛かった時にラインカッターの役割をしてくれます。
一度クラッチを切って、上画像のパーツのシリンダーに糸を引っ掛けてることでグルグルと巻き上げることができます。
巻き上げて上の図でやっているように握ってグッと手前に引っ張ることで根がかりを解消できます。
このパーツがあることでより弱い力で楽に引っ張れる工夫がなされています。
竿先の曲がり
上画像のようにウィードをカットする張り、そして乗り越えて巻いてくるフロッグの基本的な機能は備えています。
全体の曲がり
入ったら胴調子になりますが、前段階では先調子となっています。
「ウィードをカットできるうえでの先調子からの胴調子」というイメージ。
リフティングパワー
リフティングパワーは5~6㎏は普通にいけると小川氏は言います。
ただなんでもかんでも抜き上げようとするんではなく、2~3㎏ぐらいを狙って抜き上げる方がよいでしょうとのことです。
およそ2年の歳月をかけて完成したフロッグ専用のロッドというHAMAZUらしいロッドが誕生しました。
フロッグでバス釣りを楽しみたい方、マスターしたい方はぜひ手に入れてください。